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救急隊が来ても家に鍵がかかっていて入れない…そんな事態を防ぐために、我が家で導入したのがSwitchBotのスマートロックです。
筆者より
別記事で紹介した「救急隊が到着しても鍵が閉まっていて家に入れなかった」という転倒エピソードを読んで、「これは他人事じゃない」と感じて導入を決めました。
家族4人で実際に使い続けてわかったリアルなメリット・デメリットを、正直にレビューします。
良いことだけでなく不便な点も包み隠さず紹介するので、購入の参考にしてください。
SwitchBotスマートロックとは?基本情報
SwitchBotスマートロックは、既存の鍵に取り付けるだけで使えるスマートロックです。工事不要・賃貸でも取り付け可能なのが最大の特徴です。
解錠方法は以下の5種類から選べます:
- 顔認証
- 暗証番号
- カード認証
- スマホアプリ
- 手ぶら解錠(近づくだけで自動解錠)


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実際に使ってよかった点5つ【家族4人の実体験】
家族4人で使い続けてみて、特によかったと感じた点を正直にお伝えします。
①明るさに関わらず顔認証がしっかり動く
屋外の玄関で使うことが多いのですが、天気や時間帯に左右されない安定感があります。眩しい環境・暗い環境でも問題なく顔認証で解錠できます。
💬 昼間の直射日光が当たる玄関でも、夜の暗い玄関でも問題なく認証できています。これは思っていた以上に快適でした。
②メガネをかけていても解錠できる
メガネありの状態で顔認証登録しておけば問題なく解錠できます。メガネをかけたり外したりする方でも、両方の状態で登録しておくことができます。
③手ぶら解錠が想像以上に便利
荷物が多いとき・雨の日に傘を持っているときに特に便利です。スマホを取り出す必要もなく、近づくだけで解錠されます。
「こんなに便利だとは思わなかった」というのが使い始めの正直な感想です。一度体験すると、もう鍵を探してポケットをまさぐる生活には戻れません。
④夜中〜明け方は静かに解錠される
特に、内側から解錠するときの動作音が静かです。深夜に家族が帰宅したり、早朝に出かけたりするとき、モーター音で他の家族が目を覚ますということがありません。時間帯によって動作音を抑える配慮がされているようで、細かいところですが毎日のことなので効いてきます。
深夜・早朝に帰宅しても音が静かで家族を起こしません。時間帯によって動作音を自動で調整してくれる機能があり、夜遅い帰宅が多い家庭にも安心です。
⑤解錠履歴が確認できる
スマホアプリで「誰がいつ解錠したか」が確認できます。子どもの帰宅確認に使っている家庭が多いですが、高齢者の一人暮らしの見守りにも活用できます。
💬 解錠履歴は高齢者の見守りに特に有効です。「今日は外出したか・帰ってきたか」がスマホで確認できるので、離れて暮らす家族にとって大きな安心になります。
正直なデメリット・気になった点
良いことばかり書くレビューは信用できないと思っているので、気になった点も正直にお伝えします。
①顔認証が反応しないことがある(原因は電池かもしれない)
⚠️ 我が家では家族4人のうち3人が顔認証と指紋認証を登録しています。使い始めてしばらくは1人だけ反応が悪いことがあったのですが、最近になって私と夫も顔認証が通らないことが何度か続きました。
後述しますが、このときは電池残量が減っていました。充電後は改善しているので、顔の角度や照明だけでなくバッテリー残量も認証の安定性に影響している可能性があります。同じ症状が出た方は、まずアプリで電池残量を確認してみてください。
いずれにせよ、複数の解錠方法を登録しておけば困りません。我が家では顔認証が通らないときは指紋認証で問題なく入れています。
②暗証番号がたまに反応しないことがある
⚠️ 家族のうち1人は顔認証・指紋認証を登録せず、ICカードと暗証番号で使っています。この暗証番号が、たまに反応しないことがありました。
頻繁ではありませんが、急いでいるときに反応しないと地味にストレスです。この家族は結局、ICカードをメインの解錠方法にして落ち着きました。
ここから言えるのは、「1つの解錠方法だけで運用しない」のが実用上いちばん大事だということです。顔認証・指紋・暗証番号・カードのうち、最低2つは登録しておくことをおすすめします。
③電池の持ちは、公称1年より短かった
これがいちばん実用的な情報かもしれません。
⚠️ 公式では1回の充電で約1年とされていますが、我が家では8か月足らずで電池切れに近い状態になりました。顔認証が反応しない、内側の解錠スイッチを押しても反応が鈍い——といった症状が出て、アプリで確認したら残量が減っていました。
ただし、これは「公称値が誇大」という話ではないと考えています。公称1年は1日10回程度の開閉を想定した数値のようですが、我が家は4人家族で1人あたり1日2〜3往復、単純計算で1日16〜24回。想定のおよそ倍の頻度で使っているので、8か月もったのはむしろ健闘した部類です。
目安として、こう考えるとよいと思います。
- 一人暮らしや夫婦2人 → 公称に近い1年前後もつ可能性が高い
- 4人以上の家族で出入りが多い → 8か月前後で充電が必要になると見ておく
なお充電はUSB-Cケーブルで行うだけなので、電池交換の手間や費用はかかりません。年に1〜2回、充電する日があると思っておけば十分です。
④電池が切れても締め出されない仕組みはある
スマートロックで最も心配される「電池が切れて家に入れない」ですが、ロックUltraはメインバッテリーとは別に予備電池を内蔵しており、メインが切れても緊急解錠ができる設計になっています。
我が家ではまだ完全に切れるところまでいっていないので実体験としては語れませんが、残量が減るとアプリに通知が届くので、気づかないうちに切れるという事態は考えにくい構造です。
💬 とはいえ、通知に気づける人がスマホを持っていることが前提です。高齢の親の家に設置する場合は、電池残量の通知が離れて暮らす家族にも届く設定にしておくことをおすすめします。本人が気づけない前提で運用するのが安全です。
高齢者の一人暮らしへの活用方法
救急隊が来ても鍵が閉まっていて入れなかった…そんな事態を防ぐための備えとして、スマートロックは特に有効です。
筆者より
- 緊急時に救急隊・ヘルパー・家族に暗証番号を伝えるだけで入れる
- 合鍵を渡さなくても家族がスマホで遠隔解錠できる
- 解錠履歴で外出・帰宅を確認できる
- 鍵の閉め忘れをスマホで確認・施錠できる
💬 工事不要で取り付けられるので、賃貸の親の家にも導入しやすいのが大きなメリットです。ただし取り付け前に対応している鍵の種類を必ず確認してください。
夜間の外出が心配な場合は、通知設定を必ず確認する
先に「夜中〜明け方は静かに解錠される」ことをメリットとして挙げましたが、高齢者の見守りという文脈では、これは注意点にもなります。
認知症のある方が夜間に外へ出ようとしたとき、動作音が静かだと同居している家族が気づけない可能性があるからです。従来の鍵であれば「ガチャッ」という音で目が覚めたところが、スマートロックでは音がしません。
対策はシンプルで、アプリの開閉通知をオンにしておくことです。
- 同居している家族のスマホに、解錠・施錠の通知が届くようにする
- 離れて暮らす家族にも通知が届くよう、アカウントを共有しておく
- 夜間の時間帯だけ通知を強めるなど、生活リズムに合わせて設定を調整する
スマートロックは「音がしなくなる代わりに、記録と通知が残る」道具です。音に頼っていた見守りを、通知に置き換える——という発想の切り替えが必要になります。導入時にここまで設定しておくと、静音であることが不安ではなく安心につながります。
こんな人におすすめ・おすすめしない人
こんな人におすすめ:
- 高齢の親が一人暮らしをしている
- 子どもの帰宅を離れた場所から確認したい
- 荷物が多くて鍵を取り出すのが面倒
- 合鍵の管理が心配
- 緊急時の入室手段を確保しておきたい
おすすめしない人・注意が必要な人:
- Wi-Fi環境がない家(一部機能が使えない)
- 対応していない鍵の種類の場合(事前確認が必要)
- スマートフォンの操作が難しい高齢者が一人で管理する場合(家族のサポートが必要)
- 家族が多く出入りが頻繁な家(8か月程度で充電が必要になる場合があります)
まとめ
📌 このレビューのまとめ
①明るさ・メガネに関わらず顔認証が安定して使える
②手ぶら解錠・静音モードなど日常の使い勝手が抜群
③解錠履歴で高齢者の見守りにも活用できる
④顔認証・暗証番号が反応しないことがあるので、複数の解錠方法を登録しておくと安心
⑤電池の持ちは使用頻度次第。4人家族の我が家では8か月程度だった
我が家では導入して本当によかったと感じています。特に高齢の親がいる方には、緊急時の備えとして強くおすすめしたい一品です。
筆者より
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スマートロックと合わせて、映像で親の様子を確認したい方には見守りカメラもおすすめです。高齢者向け見守りカメラのおすすめ3選もぜひ参考にしてみてください。
このブログでは、大学病院の医療相談員経験をもとに、終活・介護・実家じまいに関する情報を発信しています。気になる記事があればぜひ読んでみてください。
離れて暮らすご家族の「もしも」に備えたい方は、【実体験レビュー】離れて暮らす親の「もしも」に備えるもあわせてご覧ください。


コメント
コメント一覧 (3件)
[…] ゼロだったとしても、それは責められることではありません。ただ、知っておくと、備え方が少し変わってくると思います。誰かに気づいてもらえる仕組みについては一人暮らしで倒れたら、誰が気づく?に、鍵の備えについてはSwitchBotスマートロックを使ってみた実体験レビューにまとめています。家の中の情報をどこかに書き残しておくことについては、エンディングノートの書き方が参考になります。 […]
[…] 玄関の鍵も、見落とされがちな備えのひとつです。気づいてもらえても、鍵が開かず入れないと、その分時間がかかってしまいます。私自身の実体験はSwitchBotスマートロックを使ってみた実体験レビューにまとめています。 […]
[…] 合鍵を信頼できる人に預けておく、屋外に設置するキーボックスを使う、スマートロックで遠隔から解錠できるようにしておく、といった方法があります。それぞれに向き・不向きがあるため、費用や使いやすさ、預ける相手との関係性などを踏まえて、無理なく続けられる方法を選ぶとよいと思います。実際にスマートロックを導入した感想は【実体験レビュー】SwitchBotスマートロックを家族4人で使ってわかったメリ…で詳しくレビューしています。 […]